「手元供養」という言葉が段々と世間一般的なワードになってきている印象を感じています。主に遺骨や遺灰をミニ骨壺や、ペンダントなどによってその一部を手元に置いて供養するという文脈で語られることが多いですが、その概念はもっと広いものです。
遺骨だけではなく、ミニ仏壇を置いて小さく供養することも手元供養の一つですし、ミニ仏壇を置かずにお線香だけを上げること、またお位牌だけを置くこと、これらも手元供養の一つと言えるでしょう。つまり、お家の中でより身近に、自分らしく供養をする方法が手元供養です。
SAIKAI&CO.の作品はすべてミニサイズ。まさに手元供養という名前に当てはまる作品を取り扱っています。今回は特にミニ仏壇を置かれる場合としていますが、どの作品もお仏壇を置かない場合でもご使用していただくことが可能です。
ミニ仏壇と一緒に選ばれる手元供養品
従来はお仏壇の中に入れるものといえば、具足と呼ばれる5~6つから成るものや、仏像、高月、おリン、など様々です。SAIKAI&CO.ではよりシンプルにお祀りの空間を創っていただけるように、ミニサイズで最低限の機能があるアートガラスの具足、仏像らしくない仏像、などを取り扱っています。
セットで最もご購入されているのは、アートガラスを使用したFragile銀霞です。3具足と従来の具足の数より少なく、香炉・花立・ローソク立ての3つの機能に絞られています。ミニ仏壇や手元供養ステージに置くのにぴったりなサイズ感です。またミニ仏壇が無いという場合でも、棚の上などお好きな場所で大切な人に線香を上げたり、お花を供えることが可能です。
とにかくシンプルでミニマルなデザインですが、ガラスアーティスト佐々木氏の技術は非常に高い品質で、高級感を感じさせてくれます。「珪砂」と呼ばれる素材をガラスの中に閉じ込め、1つずつ丁寧に吹きガラスで作成されており、これだけ小さなサイズを実現するのには高度な技術を要します。
本金箔を使ったより高級ラインナップの具足「Fragile本金霞」
デザイン自体は銀霞と同じですが、よりハイエンドな作品として人気があるのがFragile本金霞。1枚の金箔を吹きガラスの中に閉じ込めて製作することによって、偶発的な散らばりを見せてくれる非常に美しい逸品です。
あまり金色が強いものは好まない、という方にも主張しすぎないデザインが人気の理由です。具足というのは毎日使うものでもあります。だからこそ自分自身が本当に気に入るものを選ばれる方が、結果的に満足度も高いようです。
自宅でご遺骨を供養するためのミニ骨壺「Mahora S&SSサイズ」
Mahoraは具足同様にアートガラスを使用したミニ骨壺で、非常にシンプルなデザインですが、一目で美しいと感じられる作品です。底部分にあるガラス溜まりがより清楚に感じられ、ピュアホワイトをまとった色合いもまた心が洗われるような風合いです。
ミニ骨壺を使用する方法は、粉骨などで小さくしたご遺骨を骨壺に移して使用します。場合によっては布袋などにご遺骨を入れ、その布袋をミニ骨壺に入れるというやり方もあります。「すぐにお墓に入れるか迷っている」「兄弟姉妹でご遺骨を分けたい」「お墓を建てるかどうか迷っている」こういった悩みがある場合には、是非ミニ骨壺をご検討してみてはいかがでしょうか。
よりハイクオリティな天使の羽が付いたミニ骨壺「Ange S&SSサイズ」
同じくミニ骨壺のジャンルで、より高級感とデザイン性を持ったAngeもおすすめの作品です。特徴的なのは「天使の羽」をイメージして作られた蓋部分のデザインです。大切な人がまるで天使のように、天国に無事にいけることを願って開発された作品です。
またガラス全体には銀色の箔が装飾されており、形自体はシンプルながらも非常に存在感を持っています。それでいて丸みを帯びた形が、やさしくかわいらしい印象を与えてくれます。
これまで存在しなかった新しいジャンルと言える祈り像、「Vie」もまた手元供養の一つとしてお使いいただきやすい作品です。仏像として使用することもできますし、「家族を守ってくれる存在」として祈り像のようにもお使いただけます。お出かけの際には、あなたの代わりに大切な人への祈りを捧げてくれます。
1つ1つ丁寧に作られ、まるで手を合わせているかのようなデザインとなっています。また底部分にはあえて気泡を使い、1つの球体を8つの球体が取り囲むようなデザインを描いています。これは八吉祥や八宝と呼ばれる吉祥模様で、古くから信仰されてきた神聖な形をイメージしています。
手元供養品の選び方
SAIKAI&CO.の作品以外にもたくさんの手元供養品が存在しています。手元供養とは、つまるところ自分自身が最も気に入る形で自分らしく供養すること、だと私たちは考えています。それにより、故人様をより身近に感じられるのではないでしょうか。
だからこそこれまでのルールに囚われず、自分自身が大切な方のためにしてあげたいと想うことをカタチにすれば良いのだと思います。そういった大切な人を想うこと自体が、最も大事な供養であるという見方もあるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
その中であなたのお気に入りの作品が、SAIKAI&CO.で見つかることを願っています。