2023.10.31

持続的なものづくり

SAIKAI&CO.では持続的なモノづくりにも取り組んでいます。

持続的であるとはどういうことか?それは長期的に失われないこと、環境負荷や人材不足、様々な観点において可能な限り負荷を減らすことで長い目で持続する企業・事業、つまり存続し続けられる状態のことだと思っています。

とりわけ近年ではSDGsや世界ではESGという名のもとにそういった取り組みが注目されている訳ですが、私たちもその一端を担うような企業でなければならないと思っています。

■若い職人の育成

SAIKAI&CO.の作品づくりを行っている職人は、若い職人がとても多いです。もちろん熟練の職人たちも在籍していますが、その技術を失わないように積極的に若い職人を採用し、その技術の継承に努めています。

木工業界というのは特に職人の高齢化が激しく、周りを見れば平均年齢が60代という会社も当たり前のように存在しています。しかしそのような状態では長くは持たず、また大切な技術も失われていく一方です。だからこそ私たちは積極的に若い人材を採用し、木工の面白さを知ってもらいながらしっかりとその技術を繋いでいくことに重きを置いています。いまや半数近くが30代までの職人で構成されています。

お仏壇やお位牌は長く使うものです。鉄やプラスチックなどと違い木を素材にしているからこそ、場合によっては何十年後に修理が必要になってくるということも考えられます。そんなときに「買ったお店が無くなった」ということもいまではよく耳にするようになりました。自分達の使命の一つに「私たちを選んでいただいたお客様に長くご使用して頂き、その過程に何か不具合があれば必ず修理する」ということがあります。買う瞬間にはあまり意識されませんが、とても大切なことだと思っています。

■端材の活用

お仏壇やお位牌の製作の過程で必ずと言っていいほど端材が出ます。まだ使えそうに見えたりするものも実は多くありますが、多くの会社の実態はそれを焼却や廃棄等によって処分しています。実際に私たちも数年前まで同じことを行っていました。しかし、シンプルに「勿体ない」という感覚からいまでは使用が可能な端材を活用した木工ギフトを作成するなどを行っています。また作品づくりにおいても可能な限り杢目を活かして使用することで、選りすぐられただけでは決して表現できない木本来の美しさやナチュラルな風合いをより感じて頂けると思っています。

木という限りある資源に本当の意味で感謝し、作品づくりの根幹であるということを胸に刻みながらそれを余すことなく使うこともまた私たちの使命だと思っています。

今後も私たちに何が出来るか?ということを問い続け、持続的なブランドとしてより発展し、お客様に選んでいただけるよう精進していきます。